歌舞伎NEXT「阿弖流為」 in新橋演舞場<7/26夜>2015/07/26 23:59

2015年7月26日(日)16時30分:1階8列センター

発表されたときからちょっと気になっていた「阿弖流為」。
でもチケット代高いし、発表された時点ではジャニの予定わからないしでチケット購入を踏みとどまっていたんですが。
ネットでの評判やTwitterのフォローワーさんの感想でやっぱり観たい!と思い立ち、なんとかギリギリでチケットを譲ってもらって観に行ってきました。
(ギリギリになったのは席を選んでいたからです、申し訳ない…でも最高の席で観れて幸せなのであります!)

実は、恥ずかしながら歌舞伎は観たことがありません…。
観てみたいとは思ってるんですが、なかなか敷居が高くてですね;
ちなみに劇団☆新感線のいのうえ歌舞伎は好きで何回か観に行ってます。

ということで、歌舞伎ド素人の感想ですので、的外れはこともあるかもしれませんが、そのあたりご容赦いただきたく。
なお、メインキャストである以下3名しかお名前とお顔が一致しません。(ほんと済みません)

阿弖流為   :市川染五郎さん
坂上田村麻呂 :中村勘九郎さん
立烏帽子/鈴鹿:中村七之助さん

<上演時間>
第一幕・・・16:30~17:45
(幕間:35分)
第二幕・・・18:20~20:20

始まる前は二幕だけで2時間!?と思いましたが、実際観ていたらそんなに長くは感じなかったです。
まあ短くはないけども。

<全体的な感想>
いのうえさんらしいというか、なんだかどこかで見たことある感じだったのは否めません。
とはいえ物語が2転3転して面白かったですけどね。
「歌舞伎」ではありますが、「劇団☆新感線」らしさもすごく出ています。
音楽や照明、ステージ(片側斜面、片側階段のとか)なんかもまさに新感線らしい感じです。
そこに歌舞伎ならではの立ち廻りや見得切りなんかが加わっている感じですかね。

この公演は上手側にも仮花道が作られていて、両花道になってます。
両花道での染五郎さんと勘九郎さんが見得切りするの、よかったなぁ。
今回は花道の間の席だったのでどっちもお顔が見れて良かったです。

あと衣装も素敵で。これはまさしく新感線っぽい。
阿弖流為の青衣装も素敵だし、七之助の水色衣装もすごくキレイでした。

蛮甲(人間)の嫁wがくまこ(熊)なんだけどw
くまこが自分を殺して蛮甲に生き延びろっていうシーンで感動してしまった…
いやくまだしくまこは喋れない設定なんだけどwでも健気でね…くまこ…

<染五郎さん>
思っていた通りの印象でした。かっこよくて、ちょっとお茶目。
おもしろ演出のとこがかわいらしかったりして。
殺陣は…まあそこそこ、ですかね?
見得切りかっこよかった!寄り目もちゃんと見れたし。

<勘九郎さん>
もう少し小柄な方だという印象があったのですが、思っていたより大きく見えて、舞台映えする方だなぁと。
見得切り迫力あってかっこよかったなぁ。お父様に似ていますね。(いや、お父様もTVで拝見しただけですが)
あとアドリブなのか演出なのかわからないけど、面白いとこでは面白く、台詞も聞きやすかった。
殺陣もかっこよかったです。ちゃんと強そうでした。

<七之助さん>
あれで男ってずるくないですかね?(真顔)
すごいキレイでした…。
殺陣もなかなかお上手で。しなやかなまま強そうでしたね。
セリフはちょっと早口かな?と思うところがあったかな。
実はあらはばきだった、のときの迫力もすごくて、しっかり演じ分けてるなーと。


と、いうことで簡単ですが感想でした。
本当に観れて良かったと思える素晴らしい舞台でした。


===覚書===

<キャスト>
阿弖流為     :市川 染五郎
坂上田村麻呂利仁 :中村 勘九郎
立烏帽子/鈴鹿  :中村 七之助
阿毛斗      :坂東 新悟
飛連通      :大谷 廣太郎
翔連通      :中村 鶴松
佐渡馬黒縄    :市村 橘太郎
無碍随鏡     :澤村 宗之助
蛮甲       :片岡 亀蔵
御霊御前     :市村 萬次郎
藤原稀継     :坂東 彌十郎

<ストーリー>
古き時代、日の国――。
大和朝廷は帝による国家統一のため、帝人(みかどびと)軍を北の地に送り、そこに住むまつとわぬ民、蝦夷(えみし)に戦を仕掛けていた。
その頃、都では、蝦夷の“立烏帽子(たてえぼし)党”と名のる盗賊一味が人々を襲っていた。
それを止める一人の踊り女。彼女こそ立烏帽子。女だてらの立烏帽子党の頭目だった。
町を襲う盗賊が自分たちの名を騙る偽者であること暴くため変装していたのだ。
そこに都の若き役人、坂上田村麻呂もかけつける。
さらに“北の狼”と名のる男も現れ、偽立烏帽子党を捕える。
この事件をきっかけに北の狼と田村麻呂は、互いに相手に一目置くようになる。
だが、北の狼と立烏帽子は、蝦夷が信じる荒覇吐(あらはばき)神の怒りを買い、故郷を追放された男女だった。
北の狼の本当の名前は、阿弖流為(アテルイ)。
故郷を守り帝人軍と戦うため、立烏帽子と二人、蝦夷の里に戻ることにする。
荒覇吐神の怒りをおさめた阿弖流為は、蝦夷の兵を率い、帝人軍と戦う。
彼の帰還を快く思わぬ蝦夷の男、蛮甲の裏切りにあいながらも、胆沢の砦を取り戻した彼は、いつしか蝦夷の新しい長として一族を率いていく。
一方、田村麻呂も、帝の巫女である姉、御霊御前(みたまごぜん)や右大臣藤原稀継(ふじわらのまれつぐ)らの推挙により、
蝦夷大将軍として、蝦夷との戦いに赴くことになってしまう。
阿弖流為と田村麻呂、互いに認め合う二人の英傑が、抗えぬ運命によって、雌雄を決する時が来ようとしていた。